夏休みピークの2026年8月、家族4人でソウルへ。宿泊先に選んだのは、老舗ラグジュアリーホテル「グランド ハイアット ソウル」です。
気になる宿泊費は37,065円。しかもアメリカン・エキスプレスの「ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)」で予約したことで、家族4人分の朝食・US$100のホテルクレジット・16時までのレイトチェックアウトまで付いてきました。
実際に支払ったのは、ランチの手出しを含めても約39,400円。それに対して、受け取った体験を正規料金ベースで積み上げると約8万円分になりました(詳しい内訳は後述します)。
ソウルのホテル価格が全体的に高騰するなか、この条件でグランド ハイアット に泊まれたのは正直かなりの当たり。とはいえ、子連れ目線で見ると手放しには褒められない部分もありました。
この記事では、実際に泊まったからこそ分かった良い点・気になった点を、写真と具体的な数字を交えて正直にレポートします。アメックス・プラチナ(およびビジネス・プラチナ)の保有を検討している方、家族でソウルのホテルを探している方の参考になれば幸いです。
結論:総合評価は「大人2名なら★4.0/子連れなら★3.5」

先に結論からお伝えします。
今回の滞在での総合評価は、子連れ4人での宿泊という前提で3.5。ただし、大人2名での滞在であれば4.0を付けたいホテルです。
評価が0.5点分かれるのは、後述するベッドの仕様とバスルームの手狭さが、子連れだと一気に効いてくるためです。
| 評価項目 | スコア | ひとこと |
|---|---|---|
| 総合 | ★3.5(大人2名なら4.0) | FHR特典込みならコスパは非常に高い |
| 部屋 | ★3.5 | 眺望は文句なし。ベッドとバスルームに難あり |
| 朝食 | ★4.0 | 品数・質ともにさすがグランド ハイアット |
| サービス | ★3.5 | 丁寧だが特別な感動までは至らず |
| ロケーション | ★3.5 | 静かで良い環境。ただし徒歩観光には不向き |
こんな人におすすめ
- ラグジュアリーホテルにお得に泊まりたい人
- 都心の喧騒から離れ、落ち着いた環境でホテルステイを楽しみたい人
- 朝食ビュッフェのクオリティを重視する人
- 移動はタクシー・配車アプリ中心で問題ない人
あまり向かない人
- 添い寝する子どもが小学校高学年の家族
- バスルームの広さ・設備の新しさを重視する人
- 地下鉄や徒歩でこまめに市内観光をしたい人
- 最新のデザインホテルに泊まりたい人
①ハイアット公式サイト
ハイアット公式サイトからの予約(会員登録無料)で会員料金&ポイント加算。上級会員の方は公式予約で特典の対象となります。
②宿泊予約サイト
agodaはアジア圏のホテルに強く、日本のサイトでは出てこない価格が見つかることも。現地通貨決済で割安になる場合があります。
今回の宿泊はアメックスFHRで予約

FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)とは?
FHRは、アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カード会員などが利用できるホテル予約プログラムです。世界中のラグジュアリーホテルを、通常予約と同等かそれに近い料金で予約しながら、独自の特典が上乗せされるのが最大の魅力。
私はメインでMarriott Bonvoy アメックス・プレミアム、サブでアメックス・ビジネス・プラチナを保有しており、今回はビジネス・プラチナのFHR経由で予約しました。
実際に受けられた特典6つ

今回の滞在で実際に適用された特典は以下のとおりです。
- 12時からのアーリーチェックイン(空室状況による)
- 客室のアップグレード(空室状況による)
- 2名分の朝食サービス
- 客室内Wi-Fi無料
- US$100相当のホテルクレジット
- 16時までのレイトチェックアウト(確約)
このうち12時チェックインは、ホテル到着が16時ごろだったため今回は使わず。もし午前便でソウル入りしていれば、初日から半日以上ホテルを使い倒せたはずでした。
そして特筆すべきは、朝食が「2名分」の特典なのに、子ども2名分も無料にしていただけたこと。グランド ハイアット ソウルでは12歳以下のお子さま2名までが添い寝無料という規定があり、その扱いに合わせてもらえた形です。家族4人だと朝食代は決して安くないので、これは非常にありがたい対応でした。
子ども分の朝食が無料になるかどうかは、ホテルの方針や滞在時期によって異なります。事前に確認しておくと安心です。
FHRの一番の醍醐味は「16時チェックアウト」
数ある特典のなかで、今回もっとも価値を感じたのは16時までのレイトチェックアウトです。
実際の過ごし方はこうでした。
- 朝:ゆっくり朝食ビュッフェ
- 午前〜昼:明洞までショッピングへ
- 14時ごろ:ホテルに戻り、館内でランチ
- 〜16時:部屋でシャワーを浴び、荷造りしながらゆっくり休憩
暑い夏に一度街に出て、また部屋に戻って休める。これができるだけで、旅の疲労感がまったく違います。特に子連れの場合、昼過ぎの「もう歩きたくない」タイムを部屋でリセットできるのは本当に大きい。
通常の11時・12時チェックアウトだと、朝食後にバタバタ荷造りして、荷物を預けて街へ出て……となりがち。ラグジュアリーホテルを「より長く、余裕を持って」満喫できるのがFHRの醍醐味だと、改めて実感しました。
実質的な体験価値を試算してみた
今回、実際に支払ったのは以下のとおりです。
- 宿泊費:37,065円
- ランチの手出し:約20,000ウォン(約2,300円)
- 合計:約39,400円
一方で、受け取った価値を正規料金ベースで積み上げるとこうなります。
| 項目 | 概算価値 |
|---|---|
| 宿泊費(実際の支払額) | 37,065円 |
| リバービューへのアップグレード | 約3,000円 |
| 家族4人分の朝食 | 約24,000円 |
| US$100のホテルクレジット | 約16,000円 |
| 合計 | 約80,000円 |
支払いは約4万円、体験価値は約8万円。ざっくり2倍の計算になります。
※朝食料金は正規料金ベースの概算です。US$100は執筆時点のレート(1米ドル=約160円)で換算しています。ホテルでの決済上は144,000ウォン相当として処理されました。
もちろんこれは「本来なら払っていたはずの金額」を積み上げた試算なので、額面どおりの得というわけではありません。それでも、夏休みのピークシーズンに、家族4人・朝食付き・ランチ付き・16時チェックアウトで4万円弱という事実は、素直にコストパフォーマンスが高いと言えます。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
FHRをはじめ、空港ラウンジ利用やホテル上級会員資格など、旅を格上げする特典が満載のフラッグシップカードです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
上記のビジネス版。同様にFHRが利用でき、経費まわりの機能も充実しており、筆者も愛用しています。
FHRは香港でも利用しています。ホテルによって特典の手厚さがどう変わるかは、実際に泊まってみないと分からない部分です。

ホテル概要とアクセス
南山のふもとに建つ、アジア古参のハイアット

グランド ハイアット ソウルは、1978年にハイアット リージェンシー ソウルとして開業した歴史あるホテル。客室数は615室を数える大型ラグジュアリーホテルです。
立地はソウル市龍山区・漢南洞。南山の中腹という高台にあり、客室やロビーからソウル市内と漢江(ハンガン)を一望できます。

メインロビーは天井が高く吹き抜けになっていて、足を踏み入れた瞬間から「高級ホテルに来た」という空気を感じられます。窓の外に広がる市内の眺めも見事で、ここで写真を撮っているゲストが常に何組かいました。
同じハイアット系列では、京都のハイアット リージェンシーにも家族4人で宿泊しました。都市型ホテルとしての設計思想の違いが面白いところです。

アクセスは「悪くないが、抜群でもない」
正直に言うと、アクセスはこのホテルの弱点です。
最寄りは地下鉄6号線の漢江鎮駅・梨泰院駅ですが、いずれもホテルは坂を登った高台にあるため、徒歩でのアクセスは現実的ではありません。基本はタクシーまたは配車アプリの利用が前提と考えてください。
実際に利用したUberの料金は以下のとおりでした。
| 区間 | 料金(ウォン) | 日本円換算 |
|---|---|---|
| ホテル → 明洞 | 7,700ウォン | 約870円 |
| ホテル → カロスキル | 8,500ウォン | 約960円 |
| 仁川国際空港 → ホテル ※Uber XL利用 | 62,500ウォン | 約7,100円 |
※2026年8月時点のレート(100ウォン=約11.3円)で換算
空港からの移動は、家族連れなら断然Uberがおすすめです。家族4人分+スーツケースを抱えてリムジンバスや地下鉄を乗り継ぐことを考えると、7,000円ちょっとでドアtoドアは安すぎるくらい。アプリで事前に配車できるので、言葉の心配もありません。
市内中心部への移動も、4人で1回1,000円弱でタクシーが使えるので、そこまでストレスにはなりませんでした。
ちなみに、Uberを利用する際は車両サイズに注意が必要です。
通常のUberを配車すると小型の乗用車が来ることがあり、大人2名+子ども2名に大きなスーツケースという組み合わせだと、荷物が積みきれません。我々が実際に使ったのは「Uber XL」。少し料金は上がりますが、大型車が来るので確実に乗り切れます。
特に空港からの移動では、大人数+大荷物になりがち。家族4人なら最初からXL指定が安心です。
「都心から少し外れている」をどう捉えるか
このホテルの立地は、評価が分かれるポイントです。
- プラス:南山の緑に囲まれ、都会の喧騒から離れた静かな環境。ホテルステイそのものを目的にするなら最高
- マイナス:ふらっと外に出て食事、という使い方はしづらい。移動は毎回タクシー前提
「ホテルで過ごす時間を大事にしたい人」には向いていて、「朝から晩まで街歩きしたい人」には向かない。この線引きで考えるのが分かりやすいと思います。
客室:リバービューツインへアップグレード

差額3,000円ほどの部屋へアップグレード
予約したのは最もベーシックな「ルーム シングルベッド2台・30㎡」。チェックイン時に、FHRの特典としてソウル市内が一望できるリバービューのツインルームへアップグレードしていただけました。

差額にして3,000円程度のアップグレードなので劇的な変化ではありませんが、この眺望が付くかどうかで滞在の満足度はかなり変わります。夜、部屋の灯りを落として窓の外の夜景を眺める時間は、それだけで泊まった甲斐がありました。
広さ30㎡は「普通」。家族4人でも許容範囲


30㎡というのは、ラグジュアリークラスとしては特別広いわけではなく、ごく標準的な広さです。
ただし部屋にはソファもあり、家族4人で過ごすぶんには十分許容範囲でした。スーツケースを2つ広げても動線が塞がることはありません。


部屋にはミネラルウォーターのボトルはありませんが、浄水器があり、いつでも冷水とお湯を好きなだけいただけます。他にもコーヒーマシンも備え付けられています。
【子連れ必読】シングルベッド2台は高学年の添い寝に窮屈

ここが今回いちばんの注意点です。
グランド ハイアット ソウルでは12歳までのお子さま2名まで添い寝が可能ですが、今回のツインルームのベッドはシングルサイズが2台。しかもベッドをくっつけて使うこともできません。
小学6年生の長女と添い寝したところ、正直かなり窮屈でした。小学校低学年くらいまでなら問題ないと思いますが、高学年以上のお子さんとの添い寝を考えている方は要注意です。
✔ 体格の大きいお子さんと添い寝予定なら、キングベッドの部屋か、ツインルームでも上位カテゴリーの部屋を検討するのがおすすめです。
✔ 4人で快適に寝たいなら、素直に2部屋確保するかコネクティングルームを問い合わせるのが確実です。(ファミリールームの設定もあります!)
バスルームは清潔だが、ラグジュアリークラスとしては手狭


バスルームは清潔感は十分あるものの、広さと設備の面では期待を下回りました。
- 独立したシャワーブースもなし
- 洗面ボウルはシングル(このクラスならダブルを期待したいところ)
- トイレにウォシュレットなし
特に洗面ボウルがひとつしかないのは、家族4人が朝の支度で順番待ちすることを意味します。人数が多いほど地味にストレスになるポイントでした。
ウォシュレットがない点は、他の宿泊者のレビューでも度々指摘されている、このホテルの弱点のようです。私はそれほど気になりませんが、日本のホテルに慣れていると気になる方もいるかもしれません。
アメニティはBALMAIN。歯ブラシは有料

バスアメニティは、フランスのラグジュアリーファッションブランド「BALMAIN(バルマン)」のものが使われています。シャンプーやボディクリームなど、香りも質感も高級ホテルらしい仕上がりで、ここは満足度が高いポイント。
歯ブラシ・髭剃りは有料です(各2,000ウォン=約230円)
洗面台に置いてあるので無料だと思って使ってしまうと、チェックアウト時に課金されます。持参するか、有料と割り切って使うか、事前に決めておきましょう。

金額そのものは大したことはありませんが、「無料だと思っていたものが請求される」体験は気分の良いものではありません。家族4人分なら8,000ウォン(約900円)。歯ブラシは日本から持っていくのが無難です。
朝食ビュッフェはさすがグランド ハイアット

今回の滞在で最も評価が高かったのが朝食です。
品数もクオリティも申し分なし
まず、品数の多さと料理のクオリティの高さが印象的でした。名門グランド ハイアットの看板は伊達ではありません。

ホットミール:韓国料理・中華・洋食とバリエーション豊富

ハムステーション:肉厚のハムステーキをその場で切り分けてくれる

ヌードル&お粥コーナー:韓国らしい朝食スタイルも楽しめる

ベーカリー:種類が極端に多いわけではないが必要十分。エッグタルトとクロワッサンが特に美味

サラダ:充実のラインナップ。キムチなど韓国系の野菜料理も

ジュース:搾りたてで、これが本当に美味しい

コーヒーや紅茶などのドリンクは、スマートフォンから何度でもオーダー可能。しかもラテはきちんとハート型のラテアートを施して運んできてくれます。ビュッフェでこの手間をかけてくれるのは嬉しいポイント。
待ち時間15分。でも店内は広く快適


夏休みシーズンということもあり、入店には15分ほど並びました。
ただし店内に入ってしまえば、席と席の間隔にゆとりがあり、窮屈さは一切感じません。窓も大きく取られていて自然光がたっぷり入るので、朝から気持ちよく食事ができます。
子連れでも周囲を過度に気にせず食べられる広さがあるのは、家族旅行では地味に重要な要素。子どもたちも韓国料理から洋食まで好きなものを選べて満足そうでした。
混雑を避けたいなら、オープン直後か9時以降を狙うのがおすすめです。
①ハイアット公式サイト
ハイアット公式サイトからの予約(会員登録無料)で会員料金&ポイント加算。上級会員の方は公式予約で特典の対象となります。
②宿泊予約サイト
agodaはアジア圏のホテルに強く、日本のサイトでは出てこない価格が見つかることも。現地通貨決済で割安になる場合があります。
ロビーラウンジ「ザ・ギャラリー」でUS$100クレジットを消化
FHRのUS$100クレジットは、ロビーラウンジ「ザ・ギャラリー(The Gallery)」でのランチに全額使いました。
生演奏が流れる高級感。でも家族連れでも居心地よし

明洞での観光を終え、14時ごろに入店。
店内ではピアノとバイオリンの生演奏が響き、天井も高く、まさにラグジュアリーホテルのロビーラウンジという空間です。
とはいえ、堅苦しいほどフォーマルではありません。子ども連れでも浮くことはなく、十分にくつろげました。ドレスコードを気にしすぎる必要はないと思います。

実際のオーダーと会計
注文したのは以下のとおりです。
- グランド ハイアット ソウル限定醸造のビール × 2杯
- アワビ入りビビンバセット
- 挽肉たっぷりの平打ちパスタのボロネーゼ
- 子ども用にクラブハウスサンドイッチ



合計165,000ウォン(約18,600円)。ここからUS$100クレジット(144,000ウォン相当)が差し引かれ、手出しは約20,000ウォン(約2,300円)でした。
ホテルのロビーラウンジで、家族4人が贅沢なランチを2,300円で。この体験こそFHRの真骨頂だと感じました。
特にアワビが丸ごと入ったビビンバは絶品。キンキンに冷えた限定醸造ビールとの相性も抜群で、ランチでもラグジュアリーホテルを存分に満喫できました。
プール・館内施設(今回は見送り)
グランド ハイアット ソウルには、通年営業の屋内プールと夏季限定の屋外プールがあります。屋外プールは冬になるとアイススケートリンクに変わるらしく、韓国ではCMやドラマの撮影にも使われる名物スポットのようです。
館内には広めのキッズルームもあり、ファミリー向けの設備は整っています。
ただし今回は、屋内・屋外ともにかなりの混雑。宿泊時期が夏休みのピークで、現地の家族連れで大変な賑わいでした。プール自体はスライダー等のアトラクション要素もなかったのと、ソウル市内の観光も優先したかったため、今回は利用を見送っています。
高級ホテルとしては価格が手頃で、なおかつプールがある——だからこそ現地ファミリーに人気なのかもしれません。

正直に感じた「気になった点」
良かった点ばかりを並べても参考にならないので、気になった点も正直に書いておきます。
- 建物にはやはり古さを感じる:1978年開業の大型ホテルなので、細部に年季を感じる部分はある(ただし清掃は行き届いており、不快に感じる場面は一切なし)
- バスルームが手狭:洗い場・シャワーブースなし、洗面ボウルはシングル
- ウォシュレットなし:日本のホテルに慣れているとやや残念
- 歯ブラシ・髭剃りが有料:知らないと請求されて驚く
- ベッドが連結不可:子どもとの添い寝に制約
- アクセスがタクシー前提:徒歩観光派には不向き
FHRの特典なしの場合の素泊まり37,000円は「値段相応」という印象です。
あくまで「FHR特典込みで見たときのコストパフォーマンスが突出している」というのが、今回の滞在に対する評価です。
どんな人におすすめ?評価が分かれる理由
冒頭で「大人2名なら4.0、子連れなら3.5」と書いた理由を、もう少し具体的に説明します。
大人2名なら「4.0」——コスパ良く高級ホテルを満喫できる
大人2名での滞在なら、今回マイナス評価になった要素の多くが問題になりません。
- シングルベッド2台でも、1人1台なら十分快適
- 洗面ボウルがひとつでも、2人なら順番待ちのストレスは小さい
- バスルームの手狭さも、2人ならさほど気にならない
そのうえで、眺望・朝食・ロビーラウンジの雰囲気というこのホテルの強みはフルに享受できます。FHRのクレジットでロビーラウンジのアフタヌーンティーやディナーを楽しむプランなら、満足度はさらに上がるはずです。
子連れなら「3.5」——制約が効いてくる
一方、子連れ、特に小学校高学年以上のお子さんがいる家庭では、以下の制約が効いてきます。
- ベッドを連結できず、添い寝が窮屈
- 洗面ボウルがひとつで、朝の支度が渋滞する
- バスルームに洗い場がなく、小さい子の入浴は少しやりづらい
- 繁忙期のプールは相当な混雑
とはいえ、朝食が家族全員無料になり、16時までゆっくり部屋が使え、館内でランチまで済ませられるという点では、子連れにこそメリットの大きい滞在でもありました。「部屋の作りにさえ納得できれば、家族旅行の拠点として十分アリ」というのが本音です。
ソウルのホテル価格高騰のなかでの立ち位置
近年、ソウルのホテル価格は全体的に上がってきています。そのなかで、夏休みピークに4万円を切る価格でグランド ハイアット に泊まれたというのは、それ自体が価値のある選択でした。
手頃な価格で高級ホテルの雰囲気を味わいたい——そんな方には、迷わずおすすめできるホテルです。
まとめ:FHRがあるなら迷わず「買い」

改めて、今回の滞在をまとめます。
良かった点
- FHR特典で実質的な体験価値が支払額の約2倍に
- 16時レイトチェックアウトが旅の余裕を生んだ
- 朝食のクオリティが高く、家族4人分が無料に
- ロビーラウンジのランチをFHR特典のホテルクレジットでほぼカバー
- 南山の高台という落ち着いた環境と、市内を一望する眺望
気になった点
- ベッドが連結できず、高学年の子との添い寝は窮屈
- バスルームが手狭で、洗面ボウルはシングル
- ウォシュレットなし、歯ブラシ・髭剃りは有料
- アクセスはタクシー前提
グランド ハイアット ソウルは、「FHRで予約するとより真価を発揮するホテル」だと感じました。素泊まりで見れば価格相応。しかし特典を重ねた瞬間に、コストパフォーマンスが一気に跳ね上がります。
アメックス・プラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カードの年会費は決して安くありませんが、こうしたFHRの滞在を年に数回重ねるだけで、年会費を十分に正当化してくれるというのが実感です。特に家族旅行では、朝食の人数分無料とレイトチェックアウトの価値が跳ね上がります。
ソウル旅行を検討中で、アメックスのプラチナ系カードをお持ちの方(もしくは検討中の方)は、ぜひ候補に入れてみてください。もちろん、ソウル市内のハイクラスホテルとしては価格はリーズナブルであるにもかかわらず、シティーホテルと比較すると十分にラグジュアリーな雰囲気やサービスを享受できるホテルであることは間違いないので、アメックスのFHR経由でなくとも満足度の高い滞在になるはずです。
①ハイアット公式サイト
ハイアット公式サイトからの予約(会員登録無料)で会員料金&ポイント加算。上級会員の方は公式予約で特典の対象となります。
②宿泊予約サイト
agodaはアジア圏のホテルに強く、日本のサイトでは出てこない価格が見つかることも。現地通貨決済で割安になる場合があります。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
FHRをはじめ、空港ラウンジ利用やホテル上級会員資格など、旅を格上げする特典が満載のフラッグシップカードです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
上記のビジネス版。同様にFHRが利用でき、経費まわりの機能も充実しており、筆者も愛用しています。
※本記事の内容は宿泊(訪問)時点の情報をもとに記載しています。
最新のサービス内容や営業時間などは公式サイトにてご確認ください。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
