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【関西空港】KIX Lounge Premiumレビュー|JGCで入れる関空最上級ラウンジの実力

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関西空港(関西国際空港)に2025年オープンした最上級ラウンジ「KIX Lounge Premium(KIXラウンジ・プレミアム)」。

このラウンジ、プライオリティパスでは入室できない“最上級ラウンジ”でありながら、JAL便の搭乗時であればJGC(JALグローバルクラブ=ワンワールドサファイア)保有者も利用できるのが大きなポイント。

今回、筆者はJALのエコノミークラス利用ながら、JGC会員として実際に入室。バンコクへ向かう深夜便の出発前に、たっぷり満喫してきました。

結論から言うと、数ある空港ラウンジの中でも満足度はかなり高い部類。食事・お酒・シャワー・くつろぎ空間、どれをとっても上質で、「関西発の海外旅行が一段と楽しみになるラウンジ」でした。この記事では、入室条件から内部の様子まで、実際に訪れたからこそ分かる情報を詳しくレビューします。

目次

KIX Lounge Premiumとは?2025年に関空のラウンジは大きく変わった

KIX Lounge Premiumを語るうえで欠かせないのが、2025年の関西空港 第1ターミナル大改修です。

航空会社ごとのラウンジは廃止、2つの共用ラウンジに集約された

これまで関西空港の国際線エリアには、JALの「サクララウンジ」、ANAラウンジ、大韓航空の「KALラウンジ」と、複数のラウンジが点在していました。

それが第1ターミナルのリニューアルに伴い、2025年3月27日に「KIX Lounge Kansai」と「KIX Lounge Premium」という2つの共用ラウンジが新たにオープン。これに合わせて従来の航空会社ラウンジは順次クローズされました。

つまり現在は、航空会社が個別に運営するラウンジは姿を消し、関西エアポートが運営する2つの共用ラウンジに機能が集約されたかたちです。サクララウンジの閉鎖を惜しむ声もありましたが、実際に利用してみると、共用化によってむしろ空間・設備・食事のグレードは大きく向上した印象でした。

「KIX Lounge Kansai」と「KIX Lounge Premium」の違い

新設された2つのラウンジは、対象クラス・グレードが明確に分かれています。

KIX Lounge KansaiKIX Lounge Premium
位置づけビジネスクラス向けファーストクラス・最上級向け
広さ約2,970㎡約800㎡
席数658席143席
食事ビュッフェビュッフェ+オーダー制メニュー
シャワー8室2室

ご覧の通り、Premiumは席数を絞った“少人数のための上質空間”。広さ自体はKansaiの方が圧倒的ですが、Premiumはオーダー制の料理が用意されるなど、一人ひとりへのおもてなしの密度が高いのが特徴です。

KIX Lounge Premium 基本情報

項目内容
場所第1ターミナル 本館3階/国際線出国後エリア中央
コンセプト風まとうラウンジ with the wind
営業時間6:30〜0:30
広さ/席数約800㎡/143席
主な設備有人バー、ビュッフェ、オーダーメニュー、シャワールーム(2室)、マッサージチェア、プライベートルーム、通話ブース、授乳室、喫煙室、ロッカー、Wi-Fi

※2026年6月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

入室条件|プライオリティパスでは入れない“本物の上級ラウンジ”

KIX Lounge Premiumを利用するうえで、最初に押さえておきたいのが入室条件です。ここを誤解していると「ラウンジまで来たのに入れなかった……」となりかねません。

基本はファーストクラス・各社最上級ステータス保持者が対象

KIX Lounge Premiumは、各航空会社のファーストクラス搭乗者、または最上級ステータス会員(とその同伴者)を対象とした、文字通りの最上級ラウンジです。

そのため、プライオリティパス・ラウンジキー・ダイナースクラブカードなどでは入室できません。「カードラウンジ感覚」で訪れると入れないので注意が必要です。

プライオリティパスでは入室不可。カード特典で関空ラウンジを狙っている方は、別途カードラウンジ(NODOKAなど)をご利用ください。

JAL便ならJGC(ワンワールドサファイア)で入れる ← ここが狙い目

ここが本記事で一番お伝えしたいポイントです。

JAL便に搭乗する場合、JGC(JALグローバルクラブ)=ワンワールドサファイア相当のステータスを持っていれば、KIX Lounge Premiumに入室できます。

JALの場合、以下のステータス会員はビジネスクラス向けの「KIX Lounge Kansai」ではなく、上位の「KIX Lounge Premium」が指定ラウンジになります。

  • JMBダイヤモンド
  • JGCプレミア
  • JMBサファイア
  • JALグローバルクラブ(JGC)会員

しかも、搭乗クラスがエコノミーであっても、上記ステータスを保有していれば利用可能。実際、筆者は今回JALのエコノミークラス利用でしたが、JGC会員(ワンワールドサファイア)として問題なく入室できました。

エコノミー運賃で、ファーストクラス相当のラウンジを楽しめる——これはJGC会員にとっては大変嬉しい体験だと思います。

※注意:航空会社・運賃で条件が変わる

入室条件は航空会社によって細かく異なります。

  • キャセイパシフィック、シンガポール航空、スターラックス航空、チャイナエアライン、ターキッシュ エアラインズ、ANAなどでは、最上級会員+同伴者やファーストクラス客が対象。ビジネスクラス客や中位ステータスはKIX Lounge Kansai側になるケースが多い
  • JAL手配でも、JAL便かコードシェア便かで条件が変わる場合がある
  • JMB elite plus・JMB elite は対象外

最終的な入室可否は搭乗する航空会社・運賃・ステータスによって変わるため、心配な方はチェックイン時にカウンターで確認するのが確実です。

場所とアクセス|出国後エリア中央、たどり着き方にひと工夫

KIX Lounge Premiumは、第1ターミナル本館3階・国際線出国後エリアの中央にあります。

出国審査場と同じ3階にありますが、いったんゲートフロア(2階)に降りてから、免税店街の中央にあるエスカレーター(またはエレベーター)で上がる必要があります。免税店エリアを抜けた正面の待合スペース中央にエスカレーターがあるので、それを上がればすぐ。

ラウンジは手前が「KIX Lounge Kansai」、その奥に「KIX Lounge Premium」という配置で、受付(レセプション)は別々になっています。Premium利用対象の方は、奥のPremium受付へ進みましょう。

ラウンジ内の雰囲気|広く落ち着いた、高級感のある空間

中に入ってまず感じたのは、人でごった返すことのない、落ち着いた雰囲気。席数を143席に絞っているだけあって空間に余裕があり、高級感も十分です。数ある空港ラウンジの中でも、居心地の良さは上位だと感じました。

エリアは用途別に分かれており、シーンに応じて使い分けられます。

  • ダイニングエリア:しっかり食事をとりたいときに
  • バーエリア:有人バーでお酒を楽しむ大人の空間
  • くつろぎエリア:オットマン付きのソファでフライト前にリラックス

筆者が訪れた夜22時頃は比較的空いていましたが、スタッフによると混雑時はそれなりに賑わうとのこと。落ち着いて過ごしたいなら、ピークを外した時間帯が狙い目です。

食事|寿司・肉料理・ラーメンまで。夕食として十分な満足度

KIX Lounge Premiumの大きな魅力が食事のクオリティです。

ビュッフェ台の料理に加えて、オーダー制のメニューが用意されているのが、ビジネス向けのKIX Lounge Kansaiとの大きな違いです。

上記画像のように、スマホやタブレットからオーダーする仕組みです。

シャンパンに合うピンチョス

日本酒に合わせたい寿司

肉料理やオーダー制の温かいメニュー

ビュッフェだけで済ませず、オーダー制のメニューまで楽しめるので、夕食としても十分満足できる内容でした。他空港のプライオリティパス対応ラウンジや、関空のKIX Lounge Kansaiと比べても、味に上質さを感じたのが正直な感想です。深夜便の出発前にしっかり食べておけば、機内でも安心して休めます。

そして〆はラーメン(柚子香塩ラーメン)。あっさりとしたゆずの風味香る塩ラーメンはお酒の後には格別でした。

ドリンク・有人バー|シャンパンに山崎・白州、モクテルまで

ドリンクの品揃えも“最上級ラウンジ”の名にふさわしい充実ぶりです。

有人のバーカウンターでは、シャンパンをはじめ、シングルモルトウイスキーの山崎・白州といった人気銘柄まで用意されていました。お酒を飲まない方にもうれしい、ノンアルコールのモクテルまで揃っているのも好印象。

日本酒やワインも種類が豊富です。

出国後にいただくシャンパンは、旅のはじまりの高揚感を一気に高めてくれます。スタッフにおすすめを聞きながら、料理に合わせて一杯選ぶ——そんな贅沢な時間が過ごせます。

シャワー&マッサージチェア|アメニティの質が際立つ

深夜便や長距離便の前にありがたいのが、シャワールーム

筆者も搭乗前にシャワーを利用しましたが、清潔さはラウンジのシャワーの中でもかなり高評価の部類。そして特筆したいのが、アメニティの質の高さです。

アメニティが上質(そまり・ReEMOTION)

  • ボディソープ:日本製の「そまり(SOMALI/木村石鹸)」。天然由来成分でつくられた液体石けんで、ヒノキの優しい香りが心地よい
  • シャンプー・トリートメント:「ReEMOTION」。ハチミツを配合したアイテムで、しっとりとした上質な洗い上がり
  • そのほか、泉州タオルやドライヤー、歯ブラシ、ボディローションなど基本のアメニティも一通り完備

“いかにも備品”という既製品ではなく、こだわりの日本ブランドを採用しているあたりに、このラウンジの上質さが表れていると感じました。

シャワーは2室のみ・混雑時は待ち時間に注意

ひとつ注意したいのが、シャワールームは2室のみという点。筆者が利用した夜の時間帯は比較的スムーズでしたが、混雑時は順番待ちが発生し、利用時間に制限がかかることもあるようです。シャワーを使いたい場合は、ラウンジに着いたら早めに受付で申し込んでおくのがおすすめです。

シャワーでさっぱりした後は、高級マッサージチェアで体をほぐすこともできました。フライト前の疲れをリセットできる、うれしい設備です。

関西発で海外へ行くなら知っておきたいこと

最後に、京都・関西を拠点に海外へ出かける方に向けた視点を少し。

関西空港発のJAL国際線は、成田・羽田に比べると路線・便数が限られるのが実情です(バンコク、上海、ロサンゼルス、ホノルルなど)。ただ、だからこそ関空発のJAL便では、JGC保有者でもこの最上級ラウンジ「KIX Lounge Premium」を利用できるという側面があるのかもしれません。首都圏のように上級会員が大勢いる環境とは違い、落ち着いた空間でゆったり過ごせるのは関空ならではのメリットです。

筆者は仕事を終えて、夜に京都から関空に向かい、このラウンジで美味しい料理とお酒、シャワーで1日の仕事の疲れを癒し、心身ともにリセットした状態で目的地に向かうことができました。

京都市内など関西各地からは、特急「はるか」や空港リムジンバスで関空までダイレクトにアクセスできます。早めに空港入りしてラウンジで食事・シャワーまで済ませてしまえば、機内では休むだけ。京都・関西発の海外旅行を、出発前から上質な時間に変えてくれるラウンジです。

まとめ|JGC保有者は関空で“ワンクラス上”のラウンジを体験する価値あり

KIX Lounge Premiumは、落ち着いた空間・上質な食事とお酒・清潔で質の高いシャワーと、三拍子そろった満足度の高いラウンジでした。シャワーが2室のみで混雑時に待ちが出る点を差し引いても、関空の最上級ラウンジとして十分におすすめできます。

特に、JALのJGC(ワンワールドサファイア)を持っている方は、JAL便利用であればエコノミークラスでも入室可能。関西空港を利用する予定があるなら、ぜひワンクラス上のラウンジ体験を味わってみてください。出発前のひとときが、旅の満足度をぐっと引き上げてくれるはずです。


※本記事の内容は宿泊(訪問)時点の情報をもとに記載しています。
 最新のサービス内容や営業時間などは公式サイトにてご確認ください。
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この記事を書いた人

KETのアバター KET 京都在住ワールドトラベラー

京都在住の旅・食・お酒をこよなく愛するワールドトラベラー。

会社員をしながら、家族旅行を中心に国内外を飛び回っています。
海外はこれまでに30カ国以上の訪問経験あり。
もともとは一人旅派でしたが、今は家族と過ごす旅の時間が一番の楽しみです。

マイルやクレジットカードの特典を活用しながら、少し贅沢な旅をできるだけお得に楽しむスタイルを日々実践中。

【保有ステータス】
JAL JGC Three Star(Oneworld サファイア)/Marriott Bonvoy プラチナエリート/Hilton Honors ゴールド/Seibu Prince Club プラチナ

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